鍵のかかった部屋 感想＆ネタバレ

鍵のかかった部屋。ドラマの大野智のミステリアスな演技にはまってます。メガネも似合ってますね。宮部みゆきのスペシャルドラマ、レベル７のほうに惹かれました。悩んだ結果榎本で（笑）密室のトリックのネタバレが気になってたし。


今回の事件は山奥の一軒家。密室というだけで呼びだされた榎本。でも嫌がっているふうではないような。あと密室とか鍵にしか興味がなかったはずの榎本が、犯人の特定までするようになってきたと思いません？

犯人も、あっさり認めちゃうんですから。弁護士さんの前で。
自白したとみて心象よくなるのかな～

犯人は、西野家の長男。このあたりは、初めからわかってましたし村人も疑ってなかったというのがすごいな～
やって当然だって・・・そんなふうに育てられちゃった長男。ちょっとだけかわいそうです。

問題は、どうやって逃亡したか。そこに密室のトリックがありました。
窓があいているのに密室なんておかしいのではと思いましたが、
足跡が残っていない状態で、逃げ出すのは不可能。

ということは、犯人はまだ潜んでいるんじゃ！！


・・・はい、潜んでいました。
トイレの中に。遺体となって・・・





もう、汲み取り式和式トイレには入れません。
どうしてくれる！！フジテレビを訴えよう（笑）





ヒントになったのは、純子が狐火を観たといったことから。
それを聞いた榎本が科学の本をめくり、遺体の場所を特定。





つまり、長女を殺害したのは兄。それを見た父親が息子を殺害後、
金塊をおもりがわりに体に巻いてトイレに落とし（金塊は落とさないでほしかった）
物取りの犯行と思わせるために窓を開けて、再び長女のもとへいって何もせずそこにいたように思わせた。



もしかしたら、榎本が来なければこの事件は長男が犯人で今も行方知らずとなっている事件で済んだかもしれないのに・・・



親友が良かれと思ってしたことが友人を苦しめることになってしまいました。
もちろん、罪は罪ですが。後味の悪い事件でした。
鍵のかかった部屋　感想でした。

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